アッシュの膝に乗り上げて顔を両手で挟み親指で撫でる。

密着してる体も、触れた頬も、あたたかい。

飽くことなく触る行為を止めることもなくそのままにして、アッシュはじっと俺を見ている。





別に意味なんてないけれど。

ただ触れたいと思ったから。





触れた所から俺の何かが吸い取られて代わりにアッシュの何かが流れ込んでくるそんな心地がする。

実際そんな訳はないけれど、そういう風に感じるんだ。

優しくて暖かい、胸がほんわりと熱を持つような。





アッシュもこういうの感じているのだろうか?

聞いてみようか?

でもなんだか聞いてみるのも恥ずかしい気がする。





なぁ、何か流れ込んでくるような気がするか?





……なんて。



まったくそんなの感じてなかったら訳の分からない言葉だ。

下手したら鼻で笑われて呆れられてしまう。







何ともなしに考えつつ、撫でるのをやめ首に顔を埋めてアッシュの頭を抱きこむ。

さらりとした髪が心地いい。



いや、アッシュの全てが心地いいのだけれど。







それまで俺のさせたいようにしていたアッシュの腕が腰にまわった。

ただ添えているだけ、なのに。

なんでこんなに安心するんだろう。

アッシュはアッシュっていうだけで俺を満たすことができる。





これって凄いことだよな?







「アッシュって凄ぇな」

「……なんだ、いきなり」

「ん、なんでもね」







俺はアッシュに何か与えられているだろうか。

安心でも、暖かさでもなんでもいいのだけれど。





アッシュの手が俺の背を滑って頬にやんわり口付けられた。

柔らかく、優しく啄ばまれる。



すこしくすぐったくて笑いながら顔を離したら今度は口に。









どうか少しでもアッシュに何かをあげられていますように。

















ルークの日の記念でラブラブさせてみた!






2009、6・9 UP